ハサヌディン大学から看護師の日本研修を受け入れました
過去に看護師国家試験の再受験支援をして、日本で准看護師として働いているユリさん、ヌルジャナさん、リサさんが日本医療施設訪問のインドネシア人(学研メディカル秀潤社の招聘により来日した看護師と看護教員)へ病院と老人保健施設の案内をしてくれました。いつもの業務内容についての説明など、質問に答えて下さり交流が図れました。
日本人スタッフの説明を通訳するだけにとどまらず、自分自身の看護体験を具体的に伝えていました。
訪問してくれたのは、インドネシアのマカッサルにあるハサヌディン大学病院で働く看護師Yayukさん、Jennyさん、Irsyandiさんの3名と、ハサヌディン大学看護学科で教員をしているSilviaさんです。皆さん、とても熱心に質問をしていて、日本の医療・福祉に関心を持っているようでした。Silviaさんは、訪日にあたり3か月間の日本語学習をしてきており、3か月とは思えないほどの日本語の会話ができていました。
また、日本で見たことをインドネシアに持ち帰り、よいところを取り入れていきたいと熱心に話してくれました。インドネシア人の看護師が、日本の医療、看護、福祉についてインドネシア語で紹介できるというのは、とても素晴らしいことだと感じました。
日本で働いているインドネシア人のスタッフにとっても、久しぶりにインドネシア語で思い切り話すことができて、とてもうれしい訪問だったようです。インドネシア語で話す中に、いつも使っている日本語の単語がつい出てしまって、周りの日本人スタッフも大爆笑でした。また、インドネシア人を受け入れている病院のスタッフは、インドネシア語であいさつなどをすることができるようになっており、日常の業務の中で日イの交流ができていることを感じました。