5月4日 セミナーを開催いたしました

日本の在宅看護の考え方をインドネシアに

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インドネシアのジャカルタにあるFXレジデンスにて、セミナーを開催いたしました。

日本の在宅看護の考え方について、順天堂大学医療看護学部 教授 野崎真奈美先生をお招きして、講義をいたしました。

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今後、インドネシアでも高齢化や核家族化が進んでいくことが予想される中、日本とインドネシアの在宅看護の違いについて知り、日本の訪問看護師の果たしている役割について伝えることを目的に、本セミナーを開催いたしました。

インドネシアでホームケアをしている看護師、今後学生にホームケアを教えようとしている大学の教員、高齢者ケアの研究センターの方、元EPA看護師候補生、社会保障実施機関の方など20名以上の方々にご参加いただきました。

多くの質問があり、改めて日本の医療・看護への関心の深さを感じました。講義が終わった後も個別に意見交換をさせていただき、有意義な時間を過ごせました。
社会保障実施機関の方からは、「インドネシアでは介護サービスのシステムがまだできていないが必要性は感じており、検討のプロセスにある。」とのお話を伺いました。また、「インドネシアでは入院費用が高額なため、在宅での療養を希望される方が多い」とのことで、文化の違いがある中でも、今回のセミナーで伝えたかった内容(日本とインドネシアの在宅看護の違いについて知り、日本の訪問看護師の果たしている役割について伝えること)が、少しでもインドネシアの医療水準向上に寄与できれば嬉しく思います。

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